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10月のグループ展に参加します
今日は一つ、お知らせがあります。
このたび、全日本肖像美術協会(全日肖)の先輩からお声をかけていただき、10月に開催されるグループ展に参加することになりました。
作品を見てくださる方々と直接お会いできる貴重な機会になりそうで、今からとても楽しみにしています。
今回の展示では、過去の作品を展示してもよいとのことでした。
でも、せっかくいただいた機会ですので、「今の自分が描きたいもの」を展示したいと思い、新作に挑戦することにしました。
制作しているのは、人物画2点と猫の作品2点。
4枚を同時進行で描くのは、ちょっと大変です。
描く前は、「もしかしたら間に合わないかも」とちょっぴり不安もありました。
もし完成が難しければ、過去の作品を展示することも考えていました。
でも今日、黒猫を描いた《Cats in Moonlight》がなんとか形になり、4作品とも完成までの見通しが立ちました。
これで出品作品とタイトルをまとめ、額の準備にも進めそうです。

ここからは、それぞれの作品を少しずつ磨き上げていく時間です。
10月には、この4作品が並ぶ姿を見ていただけるよう、最後まで丁寧に制作を続けたいと思います。
会場で大勢の方とお会いできたら幸いです。
会期:10月4〜8日
場所:スペース 束の間
品川区南品川2-12-6
ティッシュボックスが旅立ちました。

森の四季を描いたティッシュボックスが、お迎えいただけることになりました。
海外のお客様の購入代行業者を通してのご縁でした。
木目を生かしながら、春・夏・秋・冬をぐるりと巡るように描いた作品です。





「Deep Forest Stories」をテーマに、メルカリとCreemaで販売しておりました。
さっそく新しいティッシュボックスを制作しようと思っています。
Creemaでは販売から展示に変えておりますが、作品ができ次第販売に戻しますので、それまで少々お待ちください。
制作ノート #3 白亜地から始めた肖像画 ― 第二層まで

新しい肖像画を描いています。
今回は、これまでとは少し違う方法に挑戦しています。
まず白亜地を作り、その上にインプリマトゥーラを施し、グリザイユで第一層を描きました。
白亜地に挑戦してみたかった。
違う方法では、今までとはまた違う絵ができるのでは?
そんな気持ちで始めた作品です。




第一層のグリザイユを終えたあと、第二層に入りました。
第二層は、顔、髪、服、手、そして背景と、3日かけて少しずつ描き進めました。


人物を描き終えた時点では、背景はまだ決まっていませんでした。
インプリマトゥーラのダークブラウンの地から、色を重ね、削り、擦りながら、少しずつ抽象的な背景へ。
現在は、暗い青灰色の中に、雲のような筆跡が広がる背景になっています。
まだ少し黒っぽいので、一度乾かしてから、青を重ねていく予定です。
背景はまだ完成ではありません。
けれど、白亜地の明るさを生かして描いた人物は、今までの自分の作品とは少し違う表情になってきたかもしれません。
ここから第三層で、さらに色と形を整えていきます。
今日はここまで。
絵の具が乾く時間も、油絵の制作の一部です。
制作ノート #2同じシーンから、違う物語を描く
この作品は、以前制作した「明日を想う窓辺」と同じ日に撮影した写真をもとにしています。
ただ、今回は写真をそのまま再現するのではなく、服をシンプルな無地に変更し、背景を夜景へと変えました。

〈第一層〉とりあえず下書きにあわせて、色を入れました。


〈第二層目〉完全に乾いてから、第二層目を描きました。
これから窓ガラスに雨を描き加え、静かな雨の夜の空気を表現したいと思っています。
同じ場所で撮った写真からでも、背景や色を変えることで、まったく違う物語が生まれるのが油彩の面白さです。
制作ノート #1 全日肖展を終えて
第72回全日本肖像美術協会展が終了して1ヶ月がたちました。
今年は3点の作品を出品し、多くの方にご覧いただくことができました。会場へお越しくださった皆様、本当にありがとうございました。
私は作品制作のほかに、全日本肖像美術協会ホームページの管理も担当しています。展覧会終了後は、出品者の皆さんの作品画像やデータをお預かりし、作品ページの制作を進めていました。今年は7月4日に第72回展の作品ページを公開し、ようやく一段落したところです。
昨年9月に仕事を退職してからは、それまでより制作に向き合える時間が増えました。そのおかげで、今回は3点の作品を出品することができ、自分にとっても充実した展覧会となりました。
最近は大作だけでなく、小さな作品づくりにも挑戦しています。試行錯誤しながら、少しずつ作品も増えています。

これからは、この「制作ノート」で、作品が完成するまでの過程や、制作の中で考えたこと、タイトルに込めた思いなども綴っていこうと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。